AIエージェントを、あなたの会社に。

ChatGPT images 2.0 プロンプトパターン集|ヴィンテージ宇宙風で魅せる1ページ資料の作り方

はじめに

資料づくりで悩むのは、情報そのものよりも「どう見せれば伝わるか」という部分だったりします。内容は悪くないのに、画面が平板で印象に残らない。逆に、装飾を盛りすぎて読みにくくなる。そんな行き来を繰り返した経験がある方は多いはずです。

今回取り上げるのは、宇宙の広がりとヴィンテージな紙の質感を掛け合わせた、少し夢のあるコラージュ調のビジュアルです。ただし、単なるアート寄りの作風ではありません。企業資料として成立する読みやすさを残しながら、ふつうのスライドでは出せない余韻をつくる。そのバランスを目指したプロンプトに再構築しています。

ChatGPT images 2.0とは

ChatGPT images 2.0は、ChatGPT上で新しい画像を作るだけでなく、既存画像の編集にも対応した画像生成機能です。OpenAIの公開情報では、全プランで利用できる新しい画像生成モデルとして案内されており、日本語を含む多言語の文字表現、複雑な指示への追従、より高度な視覚推論が強化ポイントとして紹介されています。さらに、有料プランでは、生成前に構成を考えながら仕上げる「thinking」付きの画像生成も使えます。(OpenAI Help Center)

また、Help Centerでは、画像の新規生成だけでなく、アップロードした画像の編集、選択範囲を指定した部分修正、任意の縦横比での出力にも対応していることが案内されています。Web版に加え、iOSとAndroidでも利用できるため、ラフな試作から本番用のビジュアル作成まで、かなり実務寄りに使いやすくなっています。(OpenAI Help Center)

プロンプトの重要性

ChatGPT images 2.0は、かなり細かな指示まで拾ってくれるようになっています。だからこそ、ざっくりした一文だけでは、惜しい画像で止まりやすいのも事実です。

特に、今回のような「個性のある見た目」と「資料としての読みやすさ」を両立させたい場合は、次の3点を最初から言葉にしておく必要があります。

  • どんな世界観で見せるのか
  • 何を最優先で読ませたいのか
  • 画像内にどんな日本語テキストを入れるのか

ここが曖昧だと、雰囲気は良いのに使えない画像になります。逆に、視線の流れ、配色、質感、文字量まで先回りして指定しておくと、完成度は一段上がります。

プロンプト名

星綴 hoshitsuzuri

プロンプトの要素単語

  • 余白
  • 浮遊
  • 品位

背景と目的

このスタイルの強みは、ありきたりな資料に「記憶に残る空気」を足せることです。

企画書、ブランド提案、採用資料、サービス紹介などでは、伝えるべき情報が似通いやすく、どうしても見た目が同質化します。そんなときに、宇宙を思わせる広がりと、紙の手ざわりを感じるコラージュ表現を重ねると、内容に奥行きが出ます。

しかも、このスタイルは派手すぎるわけではありません。落ち着いた紺と黒を基調に、金色や淡い青を差し色として効かせることで、夢のある世界観をつくりながらも、企業資料としての品位を保てます。

要するにこのスタイルは、「目立つため」ではなく「忘れられないため」に使うものです。強く押し出すというより、静かに印象を残す。そこに大きな価値があります。

生成される画像のイメージ

今回の完成形は、1ページで完結する「概要スライド」です。

画面の上部には、すぐに主題が分かるタイトルを置きます。左側には、大きめの要点見出しと短い説明文を並べ、読む順番が自然に決まるようにします。右側には、このスタイルの象徴になるコラージュビジュアルを配置します。レトロ写真の人物、惑星、花、宇宙飛行士、紙片のちぎれ感などを組み合わせつつ、情報の邪魔はしません。

良い仕上がりの条件は、次の4つです。

  • 最初の3秒で主題がつかめること
  • 装飾が主役ではなく、内容の理解を助けていること
  • 見出し、本文、補足情報の差がはっきりしていること
  • シュールな世界観がありながら、資料として上品にまとまっていること

つまり、アートと情報整理の中間にある一枚です。感覚的には面白いのに、仕事でも使える。その着地点を狙います。

ChatGPT images 2.0に入力するプロンプト

日本語の1ページ完結スライドを作成する。用途は、企画提案やブランド説明の冒頭で使う「概要スライド」。サイズは横720px、縦460px固定。

全体の世界観は、宇宙の広がりと古い紙ものの温度感を重ねた、上品で幻想的なレトロ・コラージュ。夢見心地な空気を持ちながらも、企業資料として読みやすく、落ち着いて見えることを最優先にする。スタイルは前に出しすぎず、主題の理解を支える役割に徹する。

【スライドタイプ】
概要スライドを1枚だけ完成させる。

【全体デザイン設定】
・背景は、深い夜空を思わせる星の散った紺黒ベースにする
・背景全面をベタにせず、ところどころに銀河のにじみ、薄い星屑、やわらかな光のかすれを入れる
・さらに、古い紙の繊維感、わずかな擦れ、切り貼りの境界、ちぎれた紙端の質感を控えめに重ねる
・主文字色は深い夜色の紺 #191970
・差し色は、金箔のような黄 #FFD700、淡くくすんだ青 #B0C4DE、引き締め用の黒 #000000
・色数は絞り、読みやすさを壊さない
・装飾は繊細に、過度な模様やノイズは避ける
・画面全体に余白の呼吸を持たせ、窮屈にしない

【レイアウト構成】
・上部にタイトル帯
・左側に主要な要点見出しと短い説明文を縦に整理して配置
・右側に象徴ビジュアルとなるコラージュを大きめに配置
・右側ビジュアルの周辺に小さな補足ラベルや短い注記を置いてもよい
・下部には3つの小さな情報チップを横並びに配置
・画面全体は整然としているが、均一すぎず、静かなリズムがある
・一覧表のようなサムネイル配置や、コンタクトシート風の見せ方はしない

【象徴ビジュアル】
・1950年代の雑誌写真のようなモノクロ人物の切り抜きを主役にする
・人物は1名、上半身中心で、少し大きめのスケール感にする
・その周囲に、小さな宇宙飛行士、1〜2個の惑星、月、花の切り抜き、星座のような点と線を散らす
・宇宙要素は神秘的だが、強い宗教性や過激な象徴性は避ける
・人物は知的で落ち着いた印象にし、奇抜すぎる表情は避ける
・コラージュ要素の重なりには、紙片の段差、軽い影、フィルム粒子を入れる
・シュールさはあるが、不気味さではなく、想像力を誘う方向にまとめる

【タイポグラフィ】
・大見出しは、古い書籍の表紙を思わせる品のあるセリフ体、もしくは機械打ちの趣を感じるクラシックな文字表現
・小見出しは読みやすさ重視
・一部の短いアクセント文字だけ、雑誌の見出しを切り抜いて貼ったような断片的表現を使ってもよい
・ただし、乱雑にしすぎず、企業資料として整って見える範囲に留める
・本文は日本語で明瞭に読めること
・見出し、本文、注記の差が一目で分かるように文字サイズと太さを変える

【図版と情報整理】
・概要スライドなので、複雑な表は入れない
・情報は「見出し → 説明 → 補足」の順で視線が流れるように整理する
・要点は3つに絞る
・情報の優先順位がひと目で分かる構成にする
・装飾のためだけの図形は増やしすぎない

【画像内に必ず入れる日本語テキスト】
上部の小さな補足情報:
「社内共有資料」
「企画整理」
「2026年版」

メインタイトル:
「未来構想の全体像」

タイトル下の短い一文:
「感性で引きつけ、整理で伝える。」

左カラム見出し:
「主要論点」

左カラム本文1:
「1 世界観」
「懐かしさと未知の広がりを重ね、企画の印象を深く残す。」

左カラム本文2:
「2 情報設計」
「見出し、要点、補足の順で視線が流れ、短時間で内容をつかめる。」

左カラム本文3:
「3 活用場面」
「ブランド提案、採用資料、事業紹介など、幅広い用途に展開しやすい。」

右カラム見出し:
「要約」

右カラム本文:
「このスライドは、宇宙を思わせる静かな広がりと、紙のぬくもりを感じる切り貼り表現を掛け合わせた一枚です。個性を出しながらも読みやすさを保ち、内容の理解を邪魔しない範囲で印象を残します。企画の全体像をやわらかく共有したい場面に向いています。」

下部の情報チップ1:
「対象」
「社内共有 / 初回提案」

下部の情報チップ2:
「印象」
「夢感 / 上品 / 記憶性」

下部の情報チップ3:
「構成」
「見出し / 要点 / 補足」

右下の小さな注記:
「装飾は控えめに、主題が最初に伝わる設計にする。」

【仕上げ条件】
・全体は洗練されていて、落ち着いた存在感がある
・レトロ感、宇宙感、コラージュ感の3つが自然に共存する
・可読性を最優先し、日本語テキストを崩さない
・紙の破れ目、粒子感、軽い経年感はあるが、汚しすぎない
・見た瞬間に印象的でありながら、実務資料としてそのまま使えそうな完成度にする
・1枚の完成スライドとして破綻なくまとめる

画像に含める具体的なテキスト内容

このプロンプトでは、画像の中に入れる文章まで決め打ちしています。内容は、どんな業種でも使いやすいように、次の3層で設計しています。

  • 主題を一瞬で伝えるタイトル
    • 未来構想の全体像
  • トーンを決める短い一文
    • 感性で引きつけ、整理で伝える。
  • 読みやすく整理された要点
    • 世界観
    • 情報設計
    • 活用場面

さらに、右側には要約文を入れて、1ページだけでも話の輪郭が分かるようにしています。下部の情報チップも、見た目のアクセントでありながら、読む人の理解を助ける役割を持たせています。

なぜこのプロンプトが良いのか

このプロンプトの良さは、雰囲気だけで終わっていないことです。

まず、世界観の指定が細かいわりに、主題を食わないように抑制が効いています。宇宙、ヴィンテージ、コラージュという3つの要素は、下手をすると装飾過多になりがちです。そこで、配色を絞り、右側に象徴ビジュアルを寄せ、左側に情報を整理する構図にすることで、使えるスライドに落とし込んでいます。

次に、評価の基準がはっきりしています。良い画像の条件を「おしゃれかどうか」ではなく、「最初に何が伝わるか」「視線がどう流れるか」「文章が読めるか」で定義しているため、再現性が高いのが強みです。

さらに、画像内テキストまで用意しているので、ただ雰囲気のある素材をつくるのではなく、そのまま叩き台として使える一枚になります。実際の現場では、ゼロから考える時間を減らせることが大きいものです。

最後に、スタイルの個性と実務性の距離感がちょうどいい点も見逃せません。奇抜すぎず、無難すぎない。だから、提案資料やブランド資料の冒頭で効いてきます。

まとめ

宇宙コラージュ風のビジュアルは、感覚だけで扱うとアート寄りに傾きますが、情報設計まで一緒に考えると、仕事で使える強い一枚になります。

今回の「星綴 hoshitsuzuri」は、そんなバランスを意識して組み立てたプロンプトです。印象を残したい。でも、読みにくくはしたくない。そんなときにちょうどいい型として使えます。

ありがちな資料から少し抜け出したい方は、まずこのままコピペで試してみてください。そこから自社のテーマや文言に置き換えていけば、かなり実践的なビジュアルに育てやすいはずです。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

ChatGPT images 2.0 プロンプトパターン集|透明感のある結晶デザインで魅せる1枚資料の作り

ChatGPT images 2.0 プロンプトパターン集|ミニマルな光彩表現で作る上質な資料ビジュアル

ChatGPT images 2.0 プロンプトパターン集|ネオン都市風スライドで作る高級感ある資料ビジュアル

PAGE TOP